南條さんは生協のショップを担当されているのですが、実は大分大学の卒業生。経済学部経済学科を卒業しています。
大学生協では、どんなお仕事をしているのですか?
「なかなか説明しにくいのだけど、つまりは大学生協のなんでも屋さんみたいなことをしていますね。ここ2年くらい福岡にいて、今年大分に帰ってきたばかりなんですよ。」
大学生協に就職した理由は、
「大学生がいるところで働きたい」ということだったそうです。
「大学生のときはいろんな種類のアルバイトを経験しました。おもちゃ屋さんのアルバイトや、メンテナンスのアルバイトとかですね。それで、大学生協でもアルバイトをしていたんですよ。そしたら、ちょうどその年に定年を迎える方がいまして、3年の11月に僕に生協に就職しないかってお話がきたんですよ。僕の大学生のころは、ちょうどバブル期の最中で就職率がとてもよかったんです。今の大学生は3年生のときから就職活動を始めますけど、当時は4年生になってから就職活動を始めても遅くなかったから、3年の当時、就職するということについて、僕は何も考えていなかったんですよね。だから突然この話が来たときに改めて自分は何をしたいのだろうと真剣に考えました。」
そうして、一ヶ月悩んだ末に大学生協に就職することに決めたのだそうです。
大学生協で働く事に対して、どのような部分が楽しいですか??
「僕は気が短いので、すぐに結果が出るのが好きなんです。生協は閉ざされた空間なんだけど、毎年利用する人が変わっていくんですよね。商品の置き方一つで商品の売れ方も変わってくるんです。こっちが、手をかけてあげればあげるほど、反応が返ってくる。それに大学生がいるところで働きたいっていう思いがあって、お客さんである学生って、自分がこれからどうしていこうかと考える時期だし、またいろんな考えが出てくる時期でもあるんです。そういう人たちを相手に出来る!という部分がとても楽しいですね。」

南條さんは就職することに対して、
自分が何をしたいのか真剣に考える事が大切だと言います。
「今年の1月に大分に帰ってきたばかりですが、それまで2年間ほど福岡で、九州の大学生の就職支援の仕事をしていました。その間は、大学の生協と違って、大学生と触れる機会がなかったんですね。そのときに、仕事がつらくなってしまって、
自分はどうしてこの仕事をしているんだろうって考えたんです。」
南條さんは、就職した後、自分がどうしてこの仕事をしているのか悩む時期が来ると言います。
「そうなったときに、
【自分は何がしたかったんだろう】って考えるようになるんです。【自分がこの会社で、この仕事で何がしたかったのか】。その答えを分かっていると全然違うんですよ。自分が何をしたいのか、そこに立ち戻れる場所がないと苦しいんです。」
仕事の根本の部分を自分がどれだけ理解しているのか、自分自身のことをしっかり考える時間、それが学生の間の時間なんでしょうね、。
「それが僕の場合、大学3年生のときだったんですよね。自分が大学生協に就職することを決めるまでの1ヶ月間、就職について考えたことは今でも役に立っていると思います。」
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